ABOUT
理性的な変人たちとは?
「人が繋がるために演劇に何ができるか、そのための表現とは何かを模索する」
「演劇科」のない東京芸術大学出身にも関わらず、
演劇の道を選んだ30代女性を中心とした団体であるという特色を生かし、
女性の目線を大切にしながらより豊かな演劇の可能性を追求している。
舞台・音楽・デザイン・伝統芸能など、個々に獲得した表現言語を持ち寄り、
今の日本で求められている演劇表現を意識的に問い続け、
私達の「時代」を映すことに挑戦する。
MEMBAR
演出
生田みゆき
MIYUKI IKUTA
東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。文学座演出部。ドイツ文化センターの助成によるドイツ滞在研修、新国立劇場をはじめとするオペラ作品の演出助手を経て、演劇作品にも音楽のフィールドからアプローチ。音/音楽を巧みに盛り込むことで、よりダイナミックな戯曲の立体化を目指す。
【当団体以外の主な演出舞台】
世田谷パブリックシアター トラム、二人芝居『建築家とアッシリア皇帝』、名取事務所パレスチナ演劇上演シリーズ『占領の囚人たち』、文学座アトリエの会『アナトミー・オブ・ア・スーサイド ー死と生を巡る重奏曲ー』、名取事務所現代カナダ演劇上演 ニコラス・ビヨン2作品上演のうち『屠殺人ブッチャー』など。
俳優
滝沢花野
HANANO TAKIZAWA
東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒。新国立劇場演劇研修所修了。トム・プロジェクト所属。 大学時代より能楽(観世流)にも親しむ。近年は映画・TV等映像作品にも活動の場を広げている。
【主な出演舞台】
理性的な変人たち過去作全てに出演の他、トム・プロジェクトプロデュース『砦』(作・演出:東憲司/東京芸術劇場シアターウエスト他)『百枚めの写真~一銭五厘たちの横丁~』(作・演出:ふたくちつよし/俳優座劇場他)、名取事務所パレスチナ演劇上演シリーズ『帽子と預言者』(作:ガッサーン・カナファーニー、翻訳:渡辺真帆、演出:生田みゆき/「劇」小劇場)、劇団印象『ジョージ・オーウェル~沈黙の声~』(作・演出:鈴木アツト/駅前劇場)など。
俳優・デザイナー
荒巻まりの
MARINO ARAMAKI
東京藝術大学美術学部デザイン科卒。新国立劇場演劇研修所修了。プロダクション・エコー所属。 演劇フライヤーや書籍イラストのデザイン、ユマクトプロデュース『リリオム』(演出:田中麻衣子/エコー劇場)の企画製作等、俳優にととまらず様々な角度から作品づくりに携わる。2023年にはメッセージ・イラストを担当した『戯曲の叡智カード』(株式会社ヴィジョナリー・カンパニー/河合祥一郎監修・解説)が発刊。
【主な出演舞台】
パルコ企画『タンゴ・冬の終わりに』(作:清水邦夫、演出:行定勲/PARCO劇場) リーディング『道成寺』(演出:宮田慶子) 『くれない坂の猫』主演(作:長田育恵、演出:田中圭介/中野・ザ・ポケット) 韓国現代演劇ドラマリーディング『少年Bが住む家』(作:イ・ボラム、翻訳:シム・ヂヨン、演出:大澤遊/座・高円寺)など。